【未経験でも可能】飲食業界からIT業界へ転職する方法【元料理人が教えます】

そんな風に飲食業界からIT業界に未経験で転職することをあきらめかけているあなたに朗報です。
飲食業界からIT業界への転職は可能です。ぼく自身、飲食業界歴6年を経て未経験でIT業界に転職しました。現在は地方在住のリモートワーカーとして都内のIT企業で働いています。

この記事では、飲食業界からIT業界へ未経験でも転職できる方法を、ぼくの体験をまじえながら紹介します。

未経験でも飲食業界からIT業界に転職できる理由

IT業界は慢性的な人手不足

DXというキーワードを耳にしたことがあるかもしれませんが、あらゆる業界でデジタル化が進んでいます。その結果、IT専門職に対する需要が高まっているため、慢性的に人手不足に陥っています。つまりは需要と供給のバランスが崩れているのです。しっかりとIT人材として活躍できそうだと思ってもらえることができれば、未経験のあなたにもチャンスはあります。

IT業界は移り変わりが激しい

IT技術の進化速度が非常に速いため、業界のトレンドは常に移り変わります。これがどうゆうことかと言うと、様々なタイミングでよーいどんの競争が始まるため、そこまでITに関する知識がなかったとしても周りと差がない状態でスタートが切れるのです。今では情報がゴロゴロ転がっているので、どんなIT技術がトレンドなのかを察知して勉強するだけで周りと差がつきます。

IT業界は成長産業

飲食業界は衰退産業と言われることが多いですが、一方でIT業界は成長産業と言われています。理由としては、「オンラインショッピングやリモートワークなど人々の多くの活動がデジタルプラットフォームに移行している」「企業のDX化の推進」などなど、あげたらきりがないくらい多くの理由があります。やはり、成長産業の方が年功序列なんてことはないので、若手にチャンスがまわってくる機会が多いのが事実です。
ぼく自身もコロナがきっかけで衰退していく飲食業界よりも成長産業に身をおいた方がチャンスがまわってくる機会が多いと思って、IT業界への転職を考え始めました。

飲食業界からIT業界に転職するメリット

年収の向上

このメリットが間違いなく一番大きな点ですね。
IT業界は成長産業なので、飲食業界よりも高収入を得やすい傾向にあります。実際に飲食業界とIT業界の平均年収を比較した表がこちらです。

業種	全体	男性	女性
IT／通信	446万円	478万円	393万円
小売／外食	359万円	400万円	317万円

引用：平均年収ランキング（業種別の平均年収／生涯賃金）【最新版】

ワークライフバランスの改善

多くのIT企業では柔軟な働き方が推奨されており、リモートワークやフレックスタイム制度を積極的に導入しています。これは本当に飲食業界時代の働き方と大きな違いです。リモートワークによってオフィスに出社せずとも自宅で仕事ができたり、フレックスタイム制度によって夕方16時に退勤できたりします。

飲食業界での長時間労働やシフト勤務と比較すると、自分の時間を有効に管理しやすく、プライベートと仕事のバランスを取りやすいです。これにより、趣味の時間や家族との時間を大切にできる働き方が可能になります。

キャリアの選択肢が広がりやすい

IT業界では、技術の進化に伴い、常に新しい職種やキャリアパスが生まれています。自分の興味やスキルに合わせてキャリアを形成できるのが大きな魅力と言えます。飲食業界では経験を積むことがキャリアアップの主な道でしたが、IT業界では学び続けることでより速いペースで成長できると感じます。

未経験でも転職がしやすいIT職種

カスタマーサポート

カスタマーサポートとはわかりやすく言うと、お客様相談窓口です。スマホや公共料金、クレジットカード等のお問い合わせ窓口を利用したことがあるかと思います。そのお電話で対応してくださっている方がまさにカスタマーサポートという職種です。

ぼく個人もカスタマーサポートはIT業界への入口として最適だと思います。例としてスマホや公共料金をあげましたが、IT業界のカスタマーサポートは企業や顧客からのあるITサービスについての技術的な問い合わせに対応する役割を担います。

取り扱うサービス自体がIT業界に関連するもののため、基本的なITスキルと優れたコミュニケーション能力が求められます。未経験者でも、基本的な対人スキルやコミュニケーション能力があれば採用してもらえる場合が多く、実務を通じてさらに専門知識を深めていくことができます。

WEBデザイナー

Webデザインやウェブサイト制作は、未経験者でも比較的転職しやすい分野です。見た目を重視したウェブサイトの設計や、使い勝手の良いウェブサイトの設計やデザインを行います。

完全未経験での転職は難しいですが、今ではオンラインでのプログラミングスクールやウェブデザインスクールは多くあります。まずは独学やオンラインスクールでスキルを身に着け、自身でデザインしたウェブサイトを武器にして転職活動を行うことで、一気に転職確率をあげることができます。

QAエンジニア / テストエンジニア

品質保証（QA）エンジニアやテストエンジニアは、ソフトウェアのバグを見つけ出し、製品の品質を保証する役割を果たします。この職種は、プログラミングスキルよりも、細部にわたる注意深さや、問題解決能力が重視されることが多く、未経験からでも挑戦しやすい職種の一つです。実際のコーディング経験がなくても、テストのプロセスやツールを学ぶことで、徐々にIT業界でのキャリアを築いていくことが可能です。

IT営業

ITセールスとは、言葉の通りITサービスを取り扱う営業職のことです。この職種は、IT業界の専門知識を必要としますが、技術よりも顧客のニーズを理解し、適切な解決策を提案できるコミュニケーション能力が中心となります。

未経験者でも、営業経験や他業界での顧客対応経験があれば、IT業界特有の知識や製品について学びながら、スキルを活かして転職しやすい職種です。今まで飲食業界一筋で営業経験がないよって人でも、今までの接客スキルをアピールすることでIT営業へ転職できる可能性が大いにあります。

また、この職種は、IT業界の成長とともに需要が高まっており、キャリアアップの機会も豊富にあります。

飲食業界からIT業界へ転職するためにまず初めにやること

まずは転職エージェントと面談してください。ファーストステップはこれだけでOKです。転職エージェントとは、転職を希望する人々をサポートし、新たな職場を見つけるためのサービスを提供する専門の仲介者です。言わば、転職のプロです。
転職エージェントは、ただ単に求人を紹介してくれるわけではなく、求職者の経験、スキル、キャリアの目標を理解し、それに合致する求人を紹介します。

ぼくも飲食業界からIT業界へ未経験転職をしようと思ったときに、とある転職エージェントさんを利用しました。未経験だからといって適当に扱われることはないので安心してください。実際にすごく丁寧にIT業界への転職のリアルを時間かけて教えてくださいました。

最初の一歩が肝心です。正直、転職エージェントに1回相談しただけではすぐに転職先が見つかるとは限りません。でも、どんなアピールポイントがあれば、IT業界への転職の近道になるのかは、その道のプロに聞くのが一番です。現状に不満があってIT業界へ転職したいなーとぼんやり思っているのであれば、まずは転職エージェントに相談してみてください。

20代の未経験転職に特化した転職エージェントのひとつである 【第二新卒エージェントneo】 であれば、1人あたり平均10時間の手厚いサポートをしてくれて幅広く求人を紹介してくれます。

無料でIT転職相談をする

未経験だけどなんとなくエンジニアになりたいと思っているあなたには、未経験からIT・Webエンジニアを目指すなら【ユニゾンキャリア】 がおすすめです。この転職エージェントは、未経験でのIT業界への転職を得意としており、中でもエンジニア転職に強いエージェントです。この転職エージェントを利用している方は完全無料のITスクールを利用することができ、自分の興味に合わせて幅広く学ぶことができます。

無料でエンジニア転職相談をする

まずは転職エージェントに相談して、IT業界へ転職するには何をしたら良いかの答えを知ってから、ご自身の転職活動をはじめるのが一番効率の良い方法です。

さいごに：本当にIT業界に転職したいなら今すぐ動こう

飲食業界から未経験でIT業界に転職することなんてできるの？と疑問に思って、いつまでたっても行動しないのはもったいなさすぎます。シンプルにまずは転職エージェントに相談するで良いんです。ぼくはIT業界に転職したいと思ってから転職エージェントという存在を知らずに、しばらくは何となく興味がある会社をリサーチしては「いつかこんな会社では働きたいな」とスマホの画面を眺める毎日でした。
でも画面を眺めるだけでは未経験のあなたがIT業界に転職することはそう簡単ではありません。まずはIT業界へ転職するためには具体的にどんなスキルが必要で、どんな面接対策が必要なのかを知らなければなりません。
転職エージェントへの相談はまずは電話でのヒアリングからはじまり、あなたの仕事の休みに合わせて対面やオンラインでの面談を実施してくれます。今の現状を打破するために、まずは重い腰をあげて転職エージェントにアクションすることから始めてみてください。